慢性呼吸器疾患の患者さんたちは、普段から少し息苦しく、呼吸困難を生じると、苦しくてパニックを起こしやすい
動くと苦しくなるので動かない、動かないことで機能が低下する、機能が低下するのでちょっとした動作でも苦しくなる、そんな悪循環に陥らないように、支援していく必要がある
呼吸筋を使うためには、それを動かせるだけのエネルギー、つまり栄養が必要である。入院患者さんで食べる量が少なくなって栄養不良が疑われる場合には、栄養科に相談する。
また、呼吸や個々の状態に合った運動療法も取り入れて、可能な範囲で動くことも大切である。
呼吸器疾患の看護を学びましょう